日本の教育について思う事

幼稚園から小学校、中学校、高校、そして大学へ進学してみて、改めて日本の教育について自分なりに、不器用ではあるが考えてみた。日本における教育は、大きく分ければ、学校教育と課外の教育に分けられる。学校教育はさらに分けようとすると、国や地方自治体が設立している公教育、私的に設立している私立教育、さらには外国人を対象としたインターナショナルスクールなどがある。最近では日本人が日本に住みながら、グローバル化が進んでいることもあってかインターナショナルスクールに我が子を通わせるという事例もあるという。

自分が日本で義務教育、そして高等教育を受けてきた中で感じたのは、公教育が十分に整備されていないことと、そのために私教育が必要になるのだが、結局そこで親のマネーゲームが展開されて格差の世襲が起こっていることだ。

公教育だけでは立派な人格形成や難関大学への進学がかなわないから私立の学校や進学塾に親は行かせようとする。しかし資本力のない家の子供はそうは行かない。その時、子供は何も悪いことをしていないにもかかわらず、他の子供との間に格差が生じてしまうのだ。今、というより前からずっとだが、日本では公教育の無償化をさらに拡大しようという動きが続いている。

たとえば幼児教育を義務教育にして無償化の対象にするであったり、給食費を無償にするというといったやり方でだ。しかし、この議論においては「質」という重要な観点が抜け落ちている。確かに幼児教育の無償化は子供を持つ親にとっては魅力的だろうし、子供を作るインセンティブにもなるだろう。

しかし、無償化や義務教育化を急いで推進するあまり、子供の幼稚園や保育園での生活の質が犠牲になるということはないだろうか。確かに日本の生活水準は以前ほどではないにしろ世界で相対的に見たら今だに高い位置にある。しかしその陰に隠れて相対的貧困に苦しむ子供たちがいるのだということを自分は発信して行きたい。

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